[1988年]
各国の気候変動に関する政策に対し、科学的な基礎を与える役割を担う、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が設立されました。
この組織では、世界中の科学者が協力して、科学誌などに掲載された論文などの文献に基づいた定期的な評価報告書を作成し、公表しています。
[1990年]
IPCCから第1次評価報告書が公表されました。
[1992年]
第1次評価報告書を根拠に「気候変動枠組条約(UNFCCC)」が採択されました。
[1995年]
ドイツのベルリンで行われた条約締結国会議(COP1)において、気候変動に対する国際的な取り組みの方向性が示されました。
[1997年]
京都で行われた条約締結国会議(COP3)において、地球温暖化防止のための初めての国際協定「京都議定書」が締結されました。
各国がGHGの具体的な削減目標を設定することが定められました。
[2015年]
パリで行われた条約締結国会議(COP21)において「パリ協定」が締結されました。